帝王ジャック・ニクラスが設計した
贅を尽くしたゴルフコースとは?

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タイガー・ウッズが日本で最多勝タイの82勝を挙げましたが、それでも史上最高のゴルファーはジャック・ニクラスだという人は多い。
そのJ.ニクラスが世界中で設計した
コースの中からBESTの18ホールを厳選して完成させたコースがアメリカにあると聞いてやってきました。
果たして、どんな贅沢コースなんでしょうか。


【目次】
1.史上最高のプロゴルファー

2. Bear’s Best Atlantaとは
3.クラブハウス
4.コースガイド


1.史上最高のプロゴルファー

J.ニクラスはメジャー通算18勝(2位はT.ウッズの15勝)、通算勝利数73回という不世出のプロゴルファーであることはゴルファーなら誰でも知っていますよね。デビューした22才の年にいきなり全米オープンで優勝し、メジャー・グランドスラムをその後4年間で達成してしまったんですから真の天才なんでしょう。現在79才です。
しかし、J.ニクラスは選手としてだけではなく、ゴルフコースの設計家としても才能を発揮し、世界で200コース以上を設定しているんです。
「世界のベスト100コース」にも彼の設計したコースが10以上ランキングされています。日本では28コースを設計しており、北海道クラシック等がランキング内に入っています。

course


2. Bear’s Best Atlantaとは

今年(2019年)のマスターズを観戦に行っていた私は、仲間から「こんな面白いコースがあるよ」と教えられました。それがオーガスタに近いアトランタにあるコース『Bear’s Best Atlanta』なんです。
このコースはこれまでJ.ニクラスが手掛けたコースの中から、自身お気に入りの名物ホールを18ホール厳選し、距離や地形はもちろん、芝の種類、バンカーの砂の種類までこだわって現地ソックリに再現したというゴルフ場。
世界の有名コースをラウンドしたい私にはうってつけです。
アメリカにはアトランタの他にラスベガスにも同じテーマの『Bear’s Best』があるそうです。

Bear'sBestAtlanta

◆アメリカでは高級コースの部類に入る『Bear’s Best Atlanta』


3.クラブハウス

豪華な外観だと思いましたが、インテリアもアメリカのクラブハウスにしては豪華な造りです。

infinity

◆インフィニティ(日産)がスポンサー?

robby

◆ロビーの先にラウンジがある。

そしてあらゆる壁にはJ.ニクラスの戦績を示す記念品が。J.ニクラス博物館のようになってます。(日本でも千葉のキャメルゴルフリゾートはジャンボ尾崎の博物館になってますよね。)

masters

◆マスターズで勝った時の有名なシーン。

chinback

◆チンバックと言われた往年のスイング

signature

◆すべてにニクラスのサインが。

2000USOPEN

◆この年の全米オープンはタイガーが優勝。

私たちはこのラウンジで無料のコーヒーを飲んでから、練習場へ。
クラブハウスを出ると正面が練習場です。しかも広い。100人が横一列で打てそうなくらいで300ydくらいあります。日本では見たことないレイアウトです。
プレーヤーはほとんどいません。全部で10組もいなかったと思います。今日は4月11日(木)。
『Bear’s Best Atlanta』はオーガスタから車で3時間強。結構遠いです。そのため、前夜はオーガスタから車を走らせ、このコースの近くのホテルに泊まりました。
このコースにもホテルは併設されていますが、節制ツアーなので(笑)
アトランタ空港までは45分程度。近くにはUFOで有名なロズウェルがあるんです。

pingflag

◆ピンフラッグ収集を趣味にしたくなりました。


4.コースガイド

『Bear’s Best Atlanta』はどの国の何というコースのホールをレプリカしているんでしょう。スコアカードは見づらいので一覧にしました。

scorecard

◆スコアカード

holelist

◆距離は2番目に長いティグランド「NICKLAUS」のydです。

ほぼ全米各地のコースからピックアップされていますが、スコットランドやアイルランドのコースもあります。
有名なところではキャッスルパインズ、ミュア・フィールドビレッジ、PGAナショナルチャンピオンシップ、シャーウッド、ショールクリーク等の有名ホールを楽しめます。

No.6 par3

◆#6 151yd Par3 池越えのショート。

The Club at Nevillewood

◆ペンシルバニア州クラブ・アット・ネビルウッド#9のレプリカホール。

 驚いたのは、本当にバンカーの砂まで現地と同じにしているんだということ。よって砂の重さも違い、バンカーがすっかり苦手になりました。

banker

◆#4 モンタナのコースと同じ石炭のような砂。
 #6 ミュアフィールドと同じ砂は白い。

Castle Pines Golf Club

◆#18は有名なキャッスパインズの18番のレプリカ。

11bankers

◆11個ものバンカーを超えなければなりません。芝のメンテはいまいちでした。

peripheral

◆コースの周辺は高級住宅街です。日本には無いようなゴテゴテした家が立ち並びます。

peripheral

貴方も憧れのコースがあると思いますが、日本やヨーロッパと違い、アメリカのコースはどこも美しい景観です。行ってみたくなりましたか?
そして、このゴツいマーカー付きグリーンフォークをコレクションしてみてはいかがでしょう。

greenfolk

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