家事代行サービスを利用したことはありますか?
一般的には、「お手伝いさん」、「家政婦」、「ハウスキーパー」、「ハウスクリーニング」、「メイド」、等と呼ばれる事もありますが、これらは全て家事代行サービスにあたります。
提供してくれるサービスは、部屋の清掃、洗濯、アイロンがけ、料理の作り置き、子供やペットのお世話などで、家庭内のあらゆる家事に対応してくれます。
家事代行サービスの契約形態には主に2種類あります。
1回の契約のみで必要な時にのみ利用できる『スポットタイプ』、
月額の定額料金を支払い、定期的にサービス提供してもらう『サブスクリプションタイプ』があります。
そんな『日本における家事代行サービス事情』と『オススメの家事代行サービス5選』、『世界各国の家事代行サービス事情』についてまとめてみました!
■目次
【どんな利用者?どんなスタッフ?】
1.どんな人が利用するの?
2.利用料金は、いくらくらい?
3.どんな人が担当スタッフなのか?
【オススメ家事代行サービス5選!】
1.【メリーメイド】
2. 【カジタク】
3.【ベアーズ】
4.【キャットハンド】
5.【Casy】
【 世界の家事代行サービス事情 】
1.アメリカ
2.フィリピン
3.香港
4.イギリス
■まとめ
【どんな利用者?どんなスタッフ?】
1.どんな人が利用するの?
<年 齢>
30代・40代が約7割を占め、
次いで20代が約2割<世 帯 構 成>
家族世帯が6割、単身者が4割
<家族世帯の内訳>
共働き・子供あり世帯が約6割、
次いで片働き・子供あり世帯が約2割、
共働き・子供なし世帯が約1割(※ 2017年2月~2018年6月集計 CaSyジャーナル調べ)
家事代行サービスの大手『CaSy』によると、利用客で最も割合が多いのは、30代・40代、かつ、共働きで子供がいる世帯のようです。
<世帯構成>では、家族世帯の方が多いようですが、単身者も4割いて、一人暮らしの方も利用しているようです。
2.利用料金は、いくらくらい?
家事代行にかかる料金は会社にもよるのですが一般的には1時間あたり2,500円~3,500円程度でサービスの最低利用時間はどこの家事代行会社も2時間と設定しているようです。
加えて交通費が900円~1,000円ほどになります。なので1回あたりの利用料金は5,000円~7,000円程度のようです。『サブスクリプションタイプ』の場合、週に1回、月に4回通ってもらうことになるので25,000円~30,000円程でしょうか。(Kajifull調べ)
3.どんな人が担当スタッフなのか?
家事代行のスタッフは、主に30代~50代の主婦が多いようです。
この年齢層の女性は、家事の経験も豊富な方が多く、スムーズに作業を行う事ができるということでしょうか。
【オススメ家事代行サービス5選!】
1.【メリーメイド】
『メリーメイド』は清掃サービスの”株式会社ダスキン”が行っている『家事代行サービス』です。
サービスの提供範囲の幅広さが特徴だそうです。
掃除と洗濯はもちろん、シーツなど大きな物の洗濯、アイロンがけも依頼できます。
また、料理の作り置き、食器洗い、買い物、布団干し、靴磨き、荷物受け取り、お花の水やりなどお客さんの要望によって様々な家事の依頼が可能です。
『メリーメイド』の提供サービスは主に3つあります。
キッチンや水回りから部屋全体の清掃を行ってくれる「お掃除おまかせサービス」、
子育てで家事に手が回らない主婦や体力的に家事をするのが大変という方にオススメできる「家事おてつだいサービス」、
キッチンやお部屋の物置などの整理収納を行ってくれる「おかたづけサービス」があります。プランの詳細
価格帯は「お掃除おまかせサービス」はお部屋全体の場合は1回あたり15,000円~、水回りは12,000円~、キッチン中心、浴槽中心は8,000円~です。
「家事おてつだいサービス」は6,000円~です。
「おかたづけサービス」は10,500円~になります。
これらの価格は『サブスクリプションタイプ』の一回あたりのお値段になり、『スポットタイプ』の場合は割高になります。
『メリーメイド』は、サービスの幅も広いのですが、店舗数が720店舗以上あり、
北海道から沖縄までと、日本各地、どこにでも対応できるというのも強みのひとつだそうです。
地方にお住いの方にもオススメできる『家事代行サービス』となっております。
2. 【カジタク】
『カジタク』は、イオングループが提供している『家事代行サービス』です。
特徴としてはプランが他の家事代行サービスのように細分化されておらず、一律の料金設定でわかりやすくなっています。
月曜日から土曜日(祝日含む)の10時~19時が対応が可能で、日曜日のサービス提供は行っていません。
『カジタク』の提供サービスは主に3つあります。
「掃除代行」、「料理代行」、「整理収納」です。
価格帯は下記のとおり。プランの詳細
スポットタイプ(1回) | サブスクリプションタイプ(1時間あたり) | |
掃除代行 | 12,200円~ | 3,150円~ |
料理代行 | 12,200円~ | 3,150円~ |
整理収納 | 12,000円~ |
特殊なプランのひとつとして、「整理収納」プランの中に、
“片付け名人プレミアムプラン”(コンサルティング型片付け整理収納サービス)というお値段が9時間で73,000円のプランがあります。
片付け収納のプロが2名がかりで行ってくれます。
「長年片付けに悩んでいる」
「自分の行動のタイプや生活習慣にあった片付け方法を知りたい」
「しっかり時間をかけて片付けやすい部屋をつくりたい」
という方にオススメできるそうです。
3.【ベアーズ】
1999年にサービスを開始、実績ある会社です。
『家事代行サービス』以外にも企業向けの清掃サービス、料理代行、ベビーシッターなど幅広いサービスを提供しています。
価格帯は、基本料金3,000円~7,600円+交通費917円(一律)です。
プラン名 | 家事代行費 | 交通費 | 合計金額 |
お試しプラン | 3,000円×3時間 | 917円 | 10,817円 |
デラックスプラン | 3,300円×3時間 | 917円 | 23,614円 |
ロイヤルプラン | 6,500円×3時間 | 917円 | 44,734円 |
ベアーズパック | 2,350円×2時間 | 917円 | 12,174円 |
スポットプラン | 4,000円×3時間 | 917円 | 14,117円 |
2倍キレイプラン | 7,600円×3時間 | 1,834円 | 26,914円 |
ベアーズエクスプレス | 4,500円×3時間 | 917円 | 15,767円 |
価格によって受けることの出来るサービスの幅も変わってきます。
利用者の96,5%が満足と回答しており、信頼出来る家事代行サービス会社です。プランの詳細
4.【キャットハンド】
『キャットハンド』は他社と比べると、価格帯が全体的にお安いようです。
『お仕事しており、子育てを定期的に手伝ってほしい!』
『1人暮らしで家を空けている時間が多いので、定期的に家事代行してほしい!』
という人にはオススメできると思います。
『サブスクリプションタイプ』で1時間1,980円からご利用が可能です。
プラン名 | 時間単価 | 利用時間 | 月の訪問回数 |
子育てパック | 2,750円 | 2時間~ | 4回 |
1暮らしパック | 15,000円(月額) | 1.5時間 | 4回 |
ライト | 1,980円 | 2時間~ | 4回~ |
ベーシック | 2,880円 | 2時間~ | 4回~ |
上記のプラン以外に『スポットプラン』のサービスも提供しています。
『スポットタイプ』でも、お試しとして1時間1,920円のものがあり、リーズナブルにお安く家事代行をして欲しい人は必見です。
他にも大掃除パックやクッキングパックといったものもあります。プランの詳細
5.【Casy】
『Casy(カジー)』は月額制プランはなく、全て単発でのスポットタイププランになります。
スマートフォンで24時間365日、予約、変更、キャンセルなので急遽、家事代行してほしいという人にオススメできます。
現在(2020年6月)、利用可能な都道府県は、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、宮城県となっています。
サービスの種類は3つあります。
お掃除代行1時間2,190円~、お料理代行1時間2,190円~、ハウスクリーニングといった形です。
『Casy』の特徴の1つとしてプロがエアコン、浴槽、レンジフードを解剖してくれますので、外見はもちろん中身を専門のプロが掃除してくれます。プランの詳細
【 世界の家事代行サービス事情 】
1.アメリカ
アメリカでは、50%~60%の家庭が『家事代行サービス』(ベビーシッター含む)を利用しているそうです。
子供がいる家庭の約6割が共働きとも言われており、
「男性が外で働き、女性は家で家事をする」といった考え方はないようです。
アメリカでは、男性女性にかかわりなく、働いてキャリアを積むのが一般的で、家事代行サービスの需要も高いのだと思われます。
利用価格も1時間20ドル~40ドルほどと言われており、料金は日本より少し安いくらいでしょうか。
2.フィリピン
フィリピンでは、家政婦育成学校があり、『家事代行サービス』は、「利用する方」よりも、「提供する方」が多いようです。
英語が話せるフィリピン人の家政婦は、世界中で重宝されており、国外で『家事代行サービス』に従事する方も多数いるようです。
フィリピンには、『家事代行サービス』の国家資格もあるそうです。
国家が推奨する産業として『家事代行サービス』が根付いているのですね。
フィリピン人の『家事代行サービス』従事者は、日本でも増えており、家事代行サービス大手のベアーズでも、100人以上のフィリピン人を雇い、これからさらに人数を増やしていくそうです。
3.香港
香港では、『家事代行サービス』は、一般的に利用されており、人口約700万人に対して約24万人が『家事代行サービス』を生業にしているとも言われています。
『家事代行サービス』利用者は富裕層のみではなく、平均的な所得レベルの世帯でも、家政婦を雇って『家事代行サービス』を利用しているそうで、家政婦のお給料も法律で決まっているようです。
この記事へのコメントはありません。