極上シェアリングサービス-TOPインタビュー
スクーデリア株式会社
 代表取締役 野崎卓也 氏
~ スーパーカーシェアサービス ~

  1. シェアリング
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いまや経済規模は1兆8,874憶円を超えるといわれるシェアリングエコノミー。
(2018年度シェアリングエコノミー協会調べ)
様々なシェアリングサービスが乱立する中、
シェアワイズが厳選するシェア賢者必須の極上シェアリングサービスをご紹介!
TOP インタービューにより、シェアリングサービスを徹底解説、サービスの特徴をご紹介します!

【目次】
1.どんなシェアリングサービス?
2.サービスの特徴は?
3.どんな人が利用しているの?
4.どうして、このシェアリングサービスを始めたの?
5.サービスを始めた時に苦労した点は?
6.今後のサービス展開について教えてください!

nozaki
スクーデリア株式会社 代表取締役 野崎卓也


1.どんなシェアリングサービス?

弊社はNoleggioというブランドで、フェラーリやランボルギーニ、マクラーレンなどのスーパーカーに特化したシェアリングサービスをおこなっています。

★Noleggio  http://noleggio.jp/

車が好きな方なら、“子供の頃にあこがれたスーパーカーに乗ってみたい”とか、
“いつかはフェラーリを運転してみたい”という夢を抱いた事がある方は、多くいらっしゃるのではないかと思います。
弊社では、そうした方々が抱く夢を叶える機会を提供しています。
スーパーカーは、利便性の点からすると、乗車人数も少なく、荷物の積載量もほとんどなく、
しかし、ランニングコストはとてつもなく高い。
はっきりいって、普段の生活では利用する機会が少ない車といえます。
そうしたスーパーカーを“所有”するのではなく、
シーンに合わせて“利用”していただくという、まったく新しいカーライフを弊社では提案しています。

supercar


2.サービスの特徴は?

フェラーリ等のスーパーカーを借りられるサービスは、ここ数年、東京を中心に増えてきていますが、好きなスーパーカーをシーンに合わせてチョイスできるカーシェアリングサービスを展開しているところは弊社だけです。
TPOに合わせてクルマをチョイスしながら継続的にご利用いただくことで、お客様のカーライフを充実したものにしていただくことが弊社の願いです。

ferrari
Lamborghini

McLaren
BMWi8

スーパーカーは高額な車両価格だけでなく、駐車場代や保険料も高額になりがちで、高い維持費が“所有”コストとしてかかってきます。
スーパーカーを所有するのに十分な資産を持つ富裕層の方でも、
「スーパーカーは欲しいけれど、あえて買おうとは思わない」という方は、多くいらっしゃいます。
そうした方のご意見をうかがうと、「普段の生活では乗る機会が少ないのに、毎月の高額な維持費がもったいない」という理由が多く、そうした声に応えるサービスとして、弊社はスタートしました。

“所有”するのではなく、乗りたいときだけ“利用”しようという、カーシェアリングサービスは、最近になって大手の自動車会社やレンタカー会社等が取り組まれていますが、弊社では2008年の設立時から、いち早くシェアリングサービスを導入しました。
弊社のサービスは会員制が基本ですが、非会員の方向けのスポットでのご利用にも対応しています。
料金体系を車種ごとに時間と距離で細分化しておりますので、用途に合わせて無駄のない使い方が可能です。

wedding
◆結婚式や誕生日など、イベントでの利用も多い。スーパーカーは非日常的な演出ができるという。


3.どんな人が利用しているの?

弊社の車両の場合、車種・走行距離によって料金は変わりますが、
利用距離が概ね100kmを超えてくると10万円単位でお金がかかってきます。
メインユーザーは、やはり30代~40代の経営者の方が多いですね。
もちろんサラリーマンの方もいらっしゃいますし、50代~60代の方で定期的に借りてくださる方もいらっしゃいます。
皆さん、趣味に、デートに、非日常的な気分を味わいたいときに、等々様々なシーンでご利用いただいております。


4.どうして、このシェアリングサービスを始めたの?

2008年の創業当時、フェラーリ等のスーパーカーを貸し出しているところは、ほとんどありませんでした。
フェラーリのディーラー「コーンズ」でも、興味本位の一見客では試乗することすら難しく、まさに富裕層のためのクルマでした。
私自身が、「いつかはフェラーリに乗れるような人間になりたい」という夢を持っていましたが、「貸し出しているところがないなら、自分でつくっちゃえ!」と一念発起して、それまで14年間務めてきた会社を退職し、退職金でフェラーリ360スパイダーを購入して、日本初のスーパーカーシェアリング会社としてスタートしました。

起業前のサラリーマン時代、私は大学卒業後に大手の民間調査会社に入社しました。
理由は、「会社に入ってもいろいろな業界の方とつながりたい」からでした。
実際に会社では、商社や金融機関、マスコミの方々と、様々な情報交換のパイプができ、刺激ある充実したサラリーマン生活でした。
そこからスーパーカーのシェアリング会社というと、関連性がないようにも思えますが、フェラーリというツールを通して、社会的ステイタスのある様々な方とのお付き合いができていますので、起業後も、サラリーマン時代に培った人脈作りのノウハウが活かせていると思います。


5.サービスを始めため時に苦労した点は?

2008年の創業当時はスーパーカーをシェアリングするという考え方は、まったくなかったので、まずは、“所有”しなくても“利用”できるというサービスの認知度向上に努めるところから始めました。

当時のフェラーリは壊れやすく、修理費も高額でしたので、いったいどれくらいの料金で貸し出せば収益性が維持できるのか、料金体系のバランスの取り方には苦労しました。
もちろん、料金が高すぎれば利用者がいませんし、低すぎれば維持費を賄えません。なんといってもスーパーカーのシェアリングサービスという前例の無いビジネスでしたので、参考にすべきサービスがなかったんです。

また、創業当時フェラーリの特性について無知だった私にとって、トラブル時の相談相手を確保することが必須でした。
「コーンズ」などのディーラーでは、修理代も高額で、部品調達に時間もかかるため、もし、不具合が起きる度にディーラーにメンテナンスを依頼していたら、利用料金を高くせざるをえないだけでなく、メンテナンス期間はお客様の利用ができなくなるために、安価でスピーディにメンテナンスしていただける提携先が不可欠だったんです。
事業開始にあたって、メンテナンスを請け負っていただける提携先を探すために、近所のメンテナンス会社を片っ端から訪ねて回りましたね。
そうして苦労して見つけたメンテナンス会社ですが、今でも良いお付き合いをさせていただいています。

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◆スピーディーかつ安価なメンテナンスが事業のカギとなっている。

そうして様々な苦労を乗り越え、何とか開業にこぎつけたのですが、開業後、1カ月は何も問い合わせはなく、「需要がないのでは?」と不安に思ったこともありました。
2カ月目にはいって、ある医師の方から初めて問い合わせをいただき、最初のお客様になってくださいました。あの時は本当に嬉しかったですね。
購入したばかりのフェラーリ360スパイダーを半日のご利用で、料金は15万円くらいだったのを今でもよく覚えています。


6.今後のサービス展開について教えてください!

シェアリング会員様の増加にともなって車両も増やしていき、現在ではラインナップ車両は6台にまでなりました。
今後も会員様の増加に合わせて増車を進め、当面は10台体制にすることが目標です。そのためにもシェアリング会員様の特典を増やしていく計画です。

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◆サーキット走行イベントの様子。「さあ走りますよー!」

 

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◆ピット内風景

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◆隣のピットではプロレーサーのマシンテスト!

ご入会いただきました会員様とは、皆様と長いお付き合いをさせていただいております。会員様同士でも、皆さんが車に対する価値観が同じスーパーカー仲間として、活発に交流していただいております。
これからも会員様のネットワークをさらに強化すべく、
「サーキットでのスーパーカー走行体験」等のスーパーカーの魅力を最大限引き出すようなイベントを企画し、皆様のスーパーカーライフのトータルサポートができるようにしていきたいと思います。

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◆イベント情報は、こちらから【Noleggio 公式LINEアカウント】

★Noleggio  http://noleggio.jp/

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