日本一丁寧な
「マスターズを安く観戦する」方法

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ゴルフの4大メジャートーナメントの中で、プロゴルファーが最も名誉だと言う大会が『マスターズトーナメント』。
そして、コースが唯一、不動なのはここオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ。
ゴルファーなら誰もが憧れるマスターズは『世界で最も入手困難なチケット』として、誰もが入場できる場所ではない。
だが私は行ってきた。
チケットを入手し、最も安く行くにはどうすればいいかをここで教えます。

【目次】
1. マスターズ観戦できる日本人は100人ほど?

2.入場パス入手方法
3.観戦日の選択
4.マスターズ観戦の準備
5.現地への航路と空港からの足
6.マスターズ観戦前日
7.オーガスタの街並み
8.マスターズ練習日3日目(コースに入るまで)
9.入場ゲート開門
10.練習ラウンド観戦前に
11.お土産はGolf Shopで
12.練習ラウンド観戦
13.パー3コンテスト観戦
14.シメは練習場
15.最後に


1. マスターズ観戦できる日本人は100人ほど?

プロゴルファーでなくてもゴルフをやる者なら誰でも一生に一度は生で観たいのが 『マスターズ・トーナメント』。
一度は『オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ』のあの絨毯のような芝生を歩いてみたいと思うゴルファーは数多いですよね。
しかし、マスターズの入場パスは近所に住むパトロンか、昨年の入場者か、関係者に限られており、世界で最も入手困難なチケットと言われています。
一般の入手はインターネットの抽選か、旅行代理店のツアーのみ。
日本では中継するTBSテレビの放送関係者と提供スポンサーとその広告会社か、某ラジオ局が一部のスポンサーを招待しているのでそれに乗れる特別な方しか観戦できません。
(以前は名古屋のラジオ局が招待枠を持っていたが、それも返還してしまったし)
練習ラウンドと本戦の4日間で毎日10万人規模のギャラリーが観戦していますが、その中で日本人ツアー客は100人いるかいないかでしょう。それほど限られた人しか行けないのがマスターズなんです。
今回は今年(2019年)のマスターズを観戦した私の経験をもとにお話しします。

2.入場パス入手方法

では、どうやって入場パスを入手すればいいのでしょう?
まず、2020年のトーナメントの日程は以下の通り。

tournament_schedulu

この日程の組合せで様々なツアーが企画されています。
日本で入場パスを入手できる主なツアーは以下の通り。

tour_plan

ホテルは近隣のビジネスホテル。送迎付き。食事は夕食付もあります。
どのツアーもかなりのお値段ですよね。そこで私はなるべく安くマスターズを観戦し、さらにアメリカでゴルフ三昧をしようと計画しました。
なお、マスターズの入場パスの正規料金は$100(¥11,000)以下なんですが、プレミアがついてものスゴイことになります。
ワールドスポーツコミュニティ(株)https://worldsports-c.com/page_184.html
のHPに2019年の料金が出ているので参考までに。
練習R①¥139,000 練習R②¥180,000 練習R③¥280,000
予選R①¥325,000 予選R②¥325,000 決勝R①¥305,000 決勝R②¥325,000
なぜ、決勝ラウンドの初日だけが安いのかは不明。
他の旅行代理店では決勝ラウンドが1日20万円と設定している会社もあります。

pass

◆この練習ラウンド3日目の入場パスには$75と書いてありますが(笑)。


3.観戦日の選択

さて、1週間も開催されるマスターズ。どの日に観戦するのがいいのでしょう?
一般的には優勝が決定する最終日を観たいと思いますよね。
でもどうでしょう?人混みでまともに選手が見れないのでは?
選手を間近で観るためにはどこかの場所でじ~っと待機しなくちゃいけないのでは?
せっかくのオーガスタ。全18ホールを歩いてみたいじゃないですか。
でも選手も近くで見たいですよね?
実は、本戦が始まる予選ラウンドからはカメラもスマホも持込禁止なんですが、練習ラウンドだけはカメラの持ち込みが解禁されているんです。(スマホはNG)
コレって大きいアドバンテージだと思いませんか?
そこで私は練習ラウンド③、パー3コンテストのある日を観戦することにしました。
私は日本のツアー会社を調べ、各社の料金差が大きいことを知ったので試しに現地のチケット会社にコンタクトを取ってみると・・・。
練習ラウンド3日目(パー3コンテスト)のチケットが$1,400(¥154,000)でした。
(※$1=¥110換算)
これは日本で検索したどの旅行会社よりも安いですよね。
但し、ホテルが指定されていて、パック料金です。
ホテルはHilton-Home2Suitesで朝食付き。ここが3名一部屋で一泊$895。(一人当たり¥32,800)でした。まぁ、通常の3倍くらいですね。

photoauction
photoauction2
◆ホテルのロビーでは色々な写真がオークションされてました。
◆左/J.ニクラス、A.パーマー、タイガー(20才) 右/タイガーとM.ジョーダン

入場パスを購入した会社はこちらです。
Bucket List Events https://www.mybucketlistevents.com/event/the-masters/
2019年はタイガー・ウッズが優勝したため、来年は入場パスが高騰すると、この会社
から大会終了直後にメールが届きましたよ。(笑)


4. マスターズ観戦の準備

現地で購入してもいいのですが、オーガスタは田舎です。ビバホームもビックカメラありません。日本で用意して持っていきたいモノとしてはこんな感じです。
双眼鏡(8倍のコンパクトタイプで十分)
カメラ撮影はOKですがスマホや携帯はNGですのでコンパクトカメラ必須
サングラス(陽射しがものすごく強いです)
日焼け止め
キャップ(オーガスタのGolf Shopでも買えます)
ゴルフシューズ(ゴルフコースを歩くのですから、スニーカーより専用の靴がマナー)
折り畳みができるリュック(お土産で手荷物が一杯になります。大きくて背負える
折り畳みのバッグがあると便利ですが、25cm角以上は持ち込めません)
ビニールシート(現地で椅子を買わない場合、そのまま芝に座るよりシートがあった
ほうが便利です)
※持っていくべきでないモノ
自撮り棒(そりゃ、あると便利ですが、あのオーガスタで、ダサいアジア人観光客を
演じることが恥ずかしくありませんか?)
折り畳み傘(まず、この季節のオーガスタは雨が降りません。傘は後ろの観客に邪魔
になりますし誰も傘を差したりしません。パインツリーの下で雨宿りがオツです)
折り畳み椅子や、観戦用脚立(Golf Shopでディレクターズチェアが売っています。
下の写真の手前に写っていますね。コレについてはお土産コーナーで)

sittingaria

◆Sitting Aria(観覧席)にはGolf Shopで購入したディレクターズチェアが置いてあり、背もたれのカードに名前を記入しておきます。そうすると・・・。


5. 現地への航路と空港からの足

東京からオーガスタへは以下のルートがあります。
① 成田 ⇒ オーガスタ 直行便
② 成田 ⇒ ヒューストン⇒ アトランタ ⇒車でオーガスタ
③ 成田 ⇒ アトランタ ⇒ 車でオーガスタ
④ 成田 ⇒ コロンビア ⇒ 車でオーガスタ
ツアーで参加する場合は問題ありませんが、私はなるべく安く行くため自分達で航空券やホテルの手配を行いました。
②のルートを使い、ユナイテット航空で行きました。
ここでの注意は最初の空港での入国審査の通過です。事前に必ずESTAの申請をしておきましょう。飛行機を降りてから入国審査の税関まで猛ダッシュしましたが、それでも長蛇の列。1時間近くかかりました。
また、アメリカの空港は日本みたいにどこでもトイレがあると思ったら大間違いです。
ヒューストン空港の場合は飛行機を降りてから税関までのルートにトイレがありませんでした。機内で済ましておきましょう。
アトランタ空港からはレンタカーです。僕ら3人はキャディバッグもあるので大きめのミニバンです。国際免許の申請は簡単ですので必ず取得しましょう。
そしてその夜はアトランタのモーテルに宿泊。
なぜならアトランタからオーガスタは車で2時間もかかるんですから。

Best Western Southlake Inn

◆1泊目Best Western Southlake Innのシングルルーム(¥11,090)


6.マスターズ観戦前日

マスターズ観戦前日はオーガスタの街にある別のコースでラウンドを楽しみました。
The OAKSというパブリックコースです。日本円で¥7,866でした。
芝の状態はイマイチでメンテ不足と感じました。乗用カートでラウンドできます。
海外のコースは日本のようにお風呂もビジター用ロッカーもありませんからラウンド後はそのままホテルへ直行です。

clubhouse

◆クラブハウスはオーガスタそっくり(笑)

TheOAKS

ホテルにチェックインしてからも時間があるので入場パスを受け取りにいきました。当日でもOKなんですが、これは今思うと前日にしておいて正解でした。

BobbyJones

◆オーガスタの街に入ると、なんと『ボビージョーンズ高速道路』の看板が。さすが、オーガスタ!


7. オーガスタの街並み

入場パスを受け取る場所はオーガスタナショナルGCの敷地内の脇の方でした。
これはちょっと事前に調べておかないとわかりにくい場所です。
もう、この建物に入っただけでワクワクしちゃいます。

Entrance

◆この入口はわかりづらい。

Ticketoffice

◆アーリーアメリカン調のチケット発券事務所

時間があれば、そしてレンタカーがあればオーガスタの街並みを観光しましょう。
コースの周辺は高級住宅街。選手はスタッフとともにこうした家を借りて大会期間中過ごします。

vicinity

◆住民は入場パスをチケット会社に売り、大会期間中バカンスに出かけるんです。

vicinity2

そして、車で足を伸ばすとオーガスタの古い町並みが出現します。
ジョージア州はアメリカの南部。有色人種も多く、貧富の差が大きいのです。そのため、コース周辺と街中の家の造りが大きく違うんです。
街の東側、サウスカロライナ州との州境を流れるサバンナ川まで行くと絶景に出会えます。川岸の公園から眺めると向こう岸の家々がまた凄い。すべての家に船着き場があってしばし、その景観に見とれます。

houses

◆この家々の裏側にはゴルフ場がある。

bridge

◆古い鉄橋は街の遺跡に。


8. マスターズ練習日3日目(コースに入るまで)

朝7時開門というのに、早起きしてしまった僕らは5時半にホテルを出てオーガスタナショナルGCに向かいました。するとそんな時間にもかかわらず、駐車場はものすごい数の車、車。

parking

◆早朝6:00前の朝もやに煙る駐車場。

parking2

◆前日(練習R②)の駐車場

これは早めに来て正解だったのかも。
人の群れが入場ゲートに向かう。我々の行く先はNORTH GATE。入口は2つあり、もうひとつはSOUTH GATE。
この入場ゲートを通過するのに時間がかかるんです。
ゲート自体は横長で(ちょうど東京ディズニーランドのよう)多くの観客をさばけるようになっているんですが、荷物チェック、身体チェックが計3回もあり厳重な警戒ぶりがうかがわれました。
特に本戦ともなるとカメラ、スマホの持ち込みは厳禁なので、ゲートチェックが厳しいんですね。

masters

◆ようこそマスターズへ

entrance

◆厳戒態勢の入場ゲート

clubhouse

◆コースはこの建物の先。

golfshop

◆コース入口前のGolf Shopは長蛇の列

朝もやの中、コース入口となる1番ホールに向かいます。
まだここのゲートが開いてないので凄い人混み。そしてGolf Shopがそのゲート前にあって長蛇の列。
なぜなら観客はここで、あのディレクターズチェアを買うんです。
このチェアの背もたれにあるネームプレートに自分の名前を書いて、観覧席に置いておけば、その後自分が違うホールを巡っていても、そのチェアを置いた席は確保されてるんです。(要は場所取りがチェアでできるんですね)
そして主のいない空いているチェアには別の人が座っていてもいいんです。主が帰ってきたらどけばいいんですって。
しかし、この長蛇の列に並ぶ気にもなれず、私はチェアを買いませんでした。
Golf Shopは16番ホールの奥のお店が空いていると昨年ここに来た仕事仲間から聞いていたので、あえてここではお土産も買いませんでした。
入場ゲートからコースに入るまでのルートにA4サイズのコースマップがたくさん置いてあります。これは記念になりますよね。

course_map

◆表面 コースマップ。Golf Shopやトイレの場所など。
    裏面 出場選手リスト。Par3コンテストの場所や時間。TV中継時間等。


9.入場ゲート開門

午前7時少し前。ゲートが開門し、これまで門の前で待っていた観客が一斉に入っていきます。
そしてまず目に入るのはこのメインリーダーズボード。皆、この前で写真を撮ってます。

leaders_board

◆リーダーズボードはコース内8ヶ所。これを見ただけでテンションが上がります。

皆、興奮してます。そんな中、入場直後の人混みのため私は仲間とはぐれてしまいました。
5分ほどして、遠くに仲間の姿を発見したんですが、叫んでも聞こえないようなので走って仲間に追いつきました。そうするとすぐさま係員が私のところに来て、怒り出しました。
そうなんです。マスターズではコースを走ることや大声を発することは禁止されているんです。係員は私の入場パスNoをメモし、「今後走ったら、出てもらうからな。」と注意されました。さすが、紳士の大会ですよね。反省です。

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◆バンカーは真っ白で直射日光を反射する

tee

◆本番のティーグランドには養生シートを。

オーガスタの芝の状態は圧巻!
シューズ越しでもどれだけ芝がふかふかで厚みがあるのかが足の裏に伝わります。それはグリーンと同じベント芝をフェアウエイやラフでも使用しているから。
練習ラウンド3日目なのにひとつもディボットがありません。(なぜなら目土(砂)が緑色に染めているから)また、芝の成長が場所によって違うということもありません。
葉の密集度合い、長さの均一さが、これまで私がラウンドしてきた日本の名門コース(川奈CC、フェニックスCC、小樽CC等々)のどのコースより数段上なんです。

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◆高級絨毯のようにメンテナンスされた芝

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◆松林の下も雑草はなく綺麗に均されている


10.練習ラウンド観戦前に

最初にすべき事は、選手の誰を観たいかです。コース内にあるインフォメーションボードでチェックしましょう。

information

◆タイガーはF.カプルス等と10:40に1番ホールをスタート。

私たちはタイガーのスタートを待つ間、松山、小平組に付いていくことにしました。
まだ時間があるので、16番ホールの奥のGolf Shopに向かいつつ景観を写真に収めます。
こんなことができるのも練習ラウンドだけですからね。

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◆土中の冷却&温水パイプで芝生や草花を大会期間に合わせて最高な状態にしている。

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11.お土産はGolf Shopで

例のディレクターズチェアは一番人気です。しかし、スーツケースに入らない大きさのため、皆、手荷物で持ち帰るそうです。
私たちはマスターズ観戦のあと、ペブルビーチでラウンドし、ロスでメジャーリーグを観戦する予定でしたから、今回は諦めました。
店内は相当な数の品揃えです。
特に目を引いたのがキャップとポロシャツ。壁一面に飾られた商品にナンバーが書いてあり、その番号を店員に告げて買うんです。

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◆壁一面のキャップ

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◆50着くらいのシャツが並ぶ売り場

しかし、デザインがもう一つなんですねぇ。特にポロシャツは。
私はこれらは買わず、選手からサインをもらうために『ピンフラッグ』、タオル数枚、グローブ、マーカー、タグなどを買いました。
マスターズのロゴはかつてレナウンが日本でウェアなどを販売していたこともあり、ゴルフウェアとしてはちょっと古臭い感じもあるんですよね。

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◆ガイドブックとタグ、マーカー

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◆ピンフラッグは$25。でもMade in China(笑)

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◆タオルは$25。マーカーは$20。

お土産としていいのはドリンクカップですね。
ビールやジュースを買うとこのプラスチック製のカップに入れてくれます。
ギャラリーは皆、お土産として持ち帰るのでごみ箱にカップが溢れることなくキレイでした。(なるほど、アイディアですね)

cups

◆カップは2種類のデザイン。松ぼっくりを持ち帰ってきました(笑)

それにしても、入場料が高額なせいか、お土産はさほど高くありませんでした。
この後行く、ペブルビーチの商品の2/3くらい。
特に、食事(ファストフード)や飲み物はとても安く、良心的と感じました。
サンドウイッチが$2.5くらいです。

sandwich

それから一般ギャラリーは入れない『特別なShop』がクラブハウス近くにあるのはあまり知られてない事実です。ここは選手や関係者しか入れないShopで、ここでしか買えないグッズもあるんです。例えば、スコッティ・キャメロンのシリアルナンバー入りパター。限定100本です。


12.練習ラウンド観戦

まず、松山・小平組について歩きました。古閑美保はギャラリーとして僕らと一緒に歩いていました。
空いているディレクターズチェアに座って見れるので、一番前でゆったり見れます。

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◆ふたり並んで水切りショットを披露

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◆18番ホールのティーショット

松山は調子いいようですべてのショットがピンに絡んでいるように見えました。
オーガスタはTVで観るより起伏が激しいと言う人もいますが、日本の丘陵コースと比べたらそうでもありません。おまけに、ラフも短く刈り込んであり、すべてがベント芝なのでプロならナイスショットできて当たり前でしょ?(笑)
グリーンの速さとアンジュレーションが選手を苦しめるので止まるショットとパットが勝敗を分けるのでしょうね。
余談ですが、18番ホールを終えた両選手にサインを求めましたが、してくれませんでした。これでは日本で男子ゴルフが不人気なのも納得ですね。
それに日本人ではなく、メジャー外国人選手についていけば良かったとも後悔しました。
そこで、午後はタイガーやマキロイ等々の外国人選手をコースわきに座ってみていました。

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◆4人の左側がタイガー。マキロイより30ydは飛んでなかった。

MattKuchar

◆マット・クーチャーは目の前でスプーンをナイスショット。


13.パー3コンテスト観戦

有名な『パー3コンテスト』はコースの東側にあるパー3コースで開催されます。
家族と一緒にラウンドする様子が微笑ましいですよね。これに優勝すると本番では勝てないというジンクスでも有名ですね。
ここで、かつてのチャンピオン、イアン・ウーズナムを見つけました。私は身長164cmという日本人体型ながらドライバーは300yd飛ばす彼のファンでした。
が、久しぶりに見たウーズナムは背中が丸まっていて老人に見えました。(実際は61才)しかし、ショットの切れは凄く、コンテストでも喝采を浴びていました。本番でも2日目に76でラウンドしてましたから流石です。(松山だって初日75でしたし)

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◆パトロン(ギャラリー)が取り囲むパー3コンテスト。池が美しい。

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しかし、暑い!4月上旬だというのに気温は30℃くらい。早起きして疲れていることもあり、人混みを避けて練習場に向かいました。


14.シメは練習場

練習場に行くと、練習ラウンドでは出会えなかった選手がいると聞いて、行ってみました。
ここは最も出口に近いエリア。北側にあります。
座席もあって、ゆったり選手を見ることができますが、少しギャラリースタンドからは遠いですねぇ。
パッテイングエリアもあるのでサインをもらうなら、お目当ての選手をここで待つのが良いでしょう。

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◆青いキャップがトム・ワトソン。


15.最後に

いかがでしたか?貴方もマスターズを観戦しに行きたくなりましたか?
もっと載せたい写真があったのですが、この辺で我慢しました。

leadersborad

course

たしかに費用はかかりますよね。でも私のようにマスターズだけでなく、ペブルビーチでプレーしたり、野球のメジャーリーグを観戦したり、アメリカ観光のついでと思って行ってみてはいかがでしょう。
ちなみに私の旅行費用は8日間でおよそ100万円でした。(レンタカー、食事含む)
ペブルビーチが物凄く高いのでこの料金になりましたが、ツアーだとこの倍はかかったと思います。
最後に余談ですが、マスターズで黒人は一人も見かけませんでした。黒人は選手のタイガー・ウッズのみ。これってどうなんでしょうね。
アメリカでは未だにゴルフや水泳での人種差別があると感じました。
また、有色人種の中年女性は例外なくマツコのように巨大に太っていました。スーパーでは高カロリー食品が目立ちますからね。日本人女性の皆さんはかなりスリムですよ。

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◆アトランタで見かけたミスコンのポスター。ポッチャリした娘も出場してますね。

〝死ぬ前に絶対行きたい!世界一のゴルフコース『ペブルビーチゴルフリンクス』″もご覧ください。

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